レーダー探知機
「転ばぬ先の杖」をグレードアップしよう。





10何年も経ってると、いろいろと変わっていきます。
道路状況も、取り締まりポイントも。


普段からデミオに取り付けっぱなしのレーダー探知機。元々、K100RS&初代K1300Sの『交通安全用』として
使用していたモノでしたが、時が移り変わってデミオの『交通安全のお守り』代わりとして使っていました。

2025年の夏休み期間中、何の気なしに自分のサイトを見返していたら、この探知機を導入したのが2013年の8月で
(北海道ツーリングに行く前に買ってた)、12年も使っていたコトに気がつきました。・・・ちょっと長く使い過ぎてたなぁ。

その12年の間に、自宅周囲の道路状況がずいぶんと変わってしまいました。
昭和の時代から計画されていた道路工事が平成・令和の時代になってやっと開通したり。それ以外の道路も接続・開通した道が
増えて、それぞれの道路の交通量も変化して、それに合わせて警察の仕事場も変わっていった・・・・・みたい。

今使ってるレーダー探知機は取り締まりデータも更新することは無く(メーカー側がデータ更新対象から除外したから)、
中のデータは平成30年くらいで止まってるはず。
さすがにそんなデータじゃ安心して使えない。

さらには、『簡単に持ち運び出来る移動式オービス』なんかが出来たらしく、今のままだとそれに対応出来ない
(そのオービスから出るレーダーに反応できない)から、何かあったら非常に困る。
ので、そういったオービスにも対応出来るレーダー探知機に交換して、安心感を得よう・・・・・と考えた訳です。


レーダー探知機を交換しようと言っても、過去のネタ同様に使うメーカーは同じメーカーにして、デミオの取り付け部が
そのまま使えて、尚且つ他車(K100RS)にも乗せ換える事も忘れずに。
そういった条件の中で、必要十分な機能を持ち+必要最低限の予算内で買えるヤツを選びました。



今回選んだ「ARー125A」
パっと見は「JMA520」が商品名に見えますが、違います。
その商品名がナゼかカワサキチックに見えるのは何でだろう?


で、買ったら早速改良開始。
押入れの奥に眠っていた材料を引っ張り出して→切り刻み→形状に合わせて折り曲げて→両面テープで固定。
12年ぶりの作業でも、自画自賛出来る仕上がりになりました。


     
こういった作業に必要なモノは
全部保管してありました。
使わないからと言って、そう簡単には捨てられない。


レーダー本体はこれで完成。これで簡単に取り付けられると思いきや、話はそう簡単ではなかった。
本体側の電源差し込み口が以前のと形状が異なり、デミオ側の電源コードを交換しないと電気が使えない。
一時はARー125Aに同胞されてた電源コードと入れ替えようとしましたが、デミオのメーターカバーを外すのが
面倒臭くなり、オプションの変換コネクターで処理して終わり。本体のオマケの電源コードは保管しておこう。



こんなヤツで電源差し込み口の形状変更を乗り越えます。


その一方で、K100RSにも乗せ換えられる準備もしなければならないんで、本体の改造作業と並行して
電源コードの改造もしました。


     
わざと別売の電源コードを仕入れて
適当なトコロで切って→これまた眠っていたコネクターを取り付けて完成。
前のヤツは電源差し込み口が丸形ですが、
新しいヤツは四角い差し込み口になってて、この部分の使いまわしは出来ない。


ま、極簡単に仕上げて終了。
とりあえず、本体の方は出来たから、早速デミオに乗っけて電源入れて、レーター探知機の初期設定開始。
一番シンプルな画面に設定して、『感度』はそのまま。
それから近所を適当に走り回りながら、新しいヤツの動作をチェックしてみたんですけど、・・・・・・・何かトロい。
過去のレーダー探知機もそうでしたが、周囲にチェックポイントが無い場合は、その時の車速を表示するんです。
その車速の切り替わりというか、数字の変化が前タイプに比べてえらく遅い。なんだコレ?
新製品のなのに、旧製品よりも反応が遅いってのは、残念です。
GPSの信号を拾うのにそんなに時間がかかるもんなのか?

それ以外の部分では、特に不満もなく。よく思い起こせば、自分の走り回る地域って、そんなに取り締まりが多い地域じゃなく、
ところどころの地元で有名なトコロだけ注意すれば、大丈夫・・・・・・なんだけど、新規にチェックポイントが出来たら
チェックポイントの表示も遅いのだろうか?ちょっと心配。


まあ、お守り見たいなモンだから、これからの使い勝手なんかを見て判断しよう。


2025年9月追記
上に書いた「何か反応が遅い」のが気のせいかどうかを確認する作業をしてみました。



デミオに新旧両方のレーダー探知機を乗っけて
買い物の道中での反応をしみじみ観察してみた。
定位置にあるのが旧レーダー。
メーターの脇にあるのが新レーダー。


で、スピードメーターの表示とそれぞれのレーダーの車速表示の変化を見比べてみると、明らかに新レーダーの方が
車速の切り替わりが遅い。スピードアップするときも信号で減速するときも両方遅い。新型なのに、何でそんなに反応が遅いの?


     
同じ場所での新旧の表示の違い。
旧型では何の注意喚起はありませんが
新型には2個ばかりの表示が示されています。
新しい分、情報が増えているのでしょう。


それはそれで良いのですが、その表示の切り替わり方も遅い。昔からある取り締まり場所は両方ともに画面に出るのですが
取り締まり場所までの距離の変化とかは新型の方がやたら遅い。旧型の反応速度を知ってると、その遅さにガッカリします。
素人考えで、GPS衛星の情報を受け取り過ぎで、情報処理が遅くなってるのではないか?と思うほどです。
上の写真を見ると、旧型が8個の衛星を認識してるのに対して、新型は26個。
新型だから全部旧型よりも優れていると思っていたら、大間違いでした。


もうちょっと続くか。