トラブル集

K100RSで起こったトラブルについての報告。
7年ぶりに乗るのにみっちり整備したのに、・・・・通算13ページ目です。




久しぶりに動かそうとしたら、動かなくなったメーター・・・・・の距離計
2024年4月
7年ぶりに路上に走り出したK100RS。そのためにディーラーに整備を依頼し、あちこちの部品を交換して
車検を取り直して、久しぶりに乗って帰宅する路上での出来事です。
密かに乗ってるK1300Sとも違う乗り味に、昔の事を懐かしむように思い出しながら走ってました。

あー、この左右別体のウィンカーとか、このゆったりと衝撃をいなすような車体の挙動とか、懐かしいなー。
デカいカウル越しに見える風景とか、車みたいなメーターの雰囲気とかも、変わらないなー。
・・・・・・・あれ?ディーラーから結構走ってるのに、距離が変わってないな?

そう。メーターの距離計が全く動いていないコトに気がついたんです。それも、ディーラーから出発してそんなに時間が経たない頃に。
メーターのスピード&回転計は問題無く動いてて、各種インジケーターも問題無く、燃料計の赤ランプもちゃんと点く。
しかし、距離計だけが全然動いていないで、7年前の数字のままで止まったままでした。



ディーラーから幾ら走っても、数字は全然変わらず。
上の総走行距離計も、下の距離計も全然動かない。
スピードメーターは動いてるから、ほぼ間違いなく距離計を動かす
プラ製のギアが壊れたか?


いろいろと走行不能になるトラブルを避けるために、あちこちの部品を交換したのにもかかわらず、
思いもよらぬ部分がトラブルだと、先行き怪しくなります。
一度はディーラーにUターンしようとも思いましたが、せっかくだからこのまま帰宅して、こちらで修理をしてみようと思い
ネット検索してみたら、メーター修理をしてもらえそうなトコロを発見したので、そこに依頼をしてみました。
ネットでメーターの距離計修理・・・・・距離計を動かす歯車の交換・・・・・を見てみたら、大人しく修理を依頼した方が
よさそうに思えました。自分でやると、メーターを一個ダメにする可能性がありそうだったんで。


そして、昔やってたように、仕事途中でK100RSのメーターを外して(この部分の整備性は良い)、
適当な緩衝材でメーターを包み、適当な段ボールに入れて修理先に宅急便で送ってしまいました。

そうして待つこと数日、結構早く手元に戻って来ました。


     
帰ってきたメーター部分と、交換したプラ製歯車。
ギアが欠けたとかよりも、ギア同士がくっついて?動かなくなったのか?
ギア側面の「どっかとくっついてたような跡」がそういう想像を掻き立てます。
まあ、7年ちかくも動かしてなかったから、何があってもおかしくないか。


・・・・というトコロで、まだ車体に戻して→試運転出来ていません。


オマケ
メーターを外したついでに、ネットで見つけた『メーター照明球の交換』をやってみました。
別に球切れしてたワケではないですが、このタイミングでいっしょにやってしまおうと思って→実行しました。


     
ネットで見たトコロと同じ商品・同じ色のLED照明球を購入。


     
メーター分解の参考になりそうなネット情報を見ながら
30年前の照明球とLED照明球とを交換。
メーターに使われているフィルム状の配線に気を使いながら
無事に交換出来た。・・・・・・と思う。


2024年4月追記
GW前の日曜にK100RSを引っ張り出して、メーターを元に戻したりとかをしてみた。


     
メーターを外す時は急いて作業=最小限の準備でやりましたけど、
メーターを取り付ける時は、ゆっくりとあちこちを確認しながら取り付ける作業をやりました。


車体に戻してから、、キーを入れてちゃんと照明が点灯するのは確認しましたが、試乗してメーターが問題なく動くかは、
まだ確認できていません。GW中に試乗ができればいいな・・・と思ってます。


2024年GW追記
GWになって走り回るチャンスが来たんで、メーターがちゃんと動くか確認しました。



うん、ちゃんと動いてます。
メーター不動からの走行距離が100km以下なので
誤差も少なくて済みました。




この雨にヤラれてぇ~♪・・・エンジンかかんなくなっちゃった。バッテリーばビンビンだぜっ!
2025年4月
日曜日ごとの雨で2週間ほど出番のなかったK100RS。・・・・・・・いや、K1300Sに乗ってる日曜があったから、3週間か。
それは兎も角、バッテリーの充電も済ませて、出かけようとしたら、エンジンがかからない。ナゼ?

キーを捻るとちゃんと燃料ポンプは回るし、ABSのカチカチ音も聞こえるし、問題無さそうは雰囲気であっても、
セルボタンを押してもウンともスンとも言わず、セルモーターが回らない。何だろう?
最初に疑ったのは、セルボタン。車体カバーはしてたけれど、湿気でヤラれて接点がサビたかな?と思い、
右のスイッチカバー部分を外して接点を見るも・・・・・・問題無さそう。

次に疑ったのが、電源リレー関係。これも湿気でおかしくなったかな?と思い、外装を外してタンク部を持ち上げて
その下のリレーボックスを覗き込む・・・・・ものの、特におかしそうな様子はない。
試しに、外せそうなリレーを外して→再挿入してみても、やっぱりエンジンはかからなかった。

それならば・・・と、リレーボックスの横にあるヒューズを一度全部外して点検しても、切れてる様子は無いし。
ランダムに取り付け直すも、各種電装系は正常で、セルボタンだけは無反応だった。

さらにモトロニックを予備のに取り替えても反応しないし、復活作業時にリレーが無いなんて聞いていたんで、
ネットで手に入れた中古のセルモーターリレーに入れ替えても反応しない。
ってコトは、個々の部品じゃなくて配線(繋いてるコネクター関係?)のどっかに原因があるのか?
とりあえずハッキリしたのは、素人の手には負えないって事。



あちこち見たけれど、ダメだ。


実は今年のGWは日帰りツーリングにでも行こうかな?と思い描いてた事もあり、GW前にディーラーでオイル交換を
させようかと計画していたんです。復活してから1年経つこともあるから、メンテのつもりでオイル交換もしたかったし。
しかし、それは儚く消え去り、GW中はディーラーで入院しそうです。

まあ、ポジティブに考えるならば、「ツーリング先で不動になるよりも、自宅前で不動になって対処しやすかった」。
早目にディーラーに陸送する準備をしよう。


2025年4月GW初日に追記
GW前の『水道関係の駆け込み修理依頼』に振り回されながら、K100RSの陸送手配をかけて→ディーラーに送ってしまいました。
本格的なGW休みに入ってしまうと、ディーラーや陸送業者がそれぞれの休みに入ってしまうから、送れるうちに送ってしまえ!



Let’s ドナドナ


送ってから数日後、ディーラーから連絡が来まして、「バイクが届きました。試しにエンジンかけたら、普通にかかりましたよ」って。
あれ~~?エンジンかかりました?何で?

こっちはさんざん悩んだ末に送ったのに、呆気なく治ったの?
せっかく送ったのだから、いろいろとチェックしてもらって(それが必要ないコトだどしても)、GW後に迎えに行くか。
一安心したいところですが、迎えに行ったらまたエンジンかかんなくなったりして。そんな心配をしています。
とりあえず修理代の心配はしなくて良さそうなのはラッキーだった。


2025年5月追記
ディーラーから改めて連絡が入りまして、念のため点検してエンジン始動に際して『部品の故障』は無く、
エンジン始動が出来なかった『原因』がスターターボタンの接点が荒れていたのが原因・・・・・だったようです。
ディーラーに到着してから何度かエンジン始動を試みて、そのたびにちゃんとエンジンが始動していたみたいで、
逆にエンジンがかからない理由が分からなかったようですが・・・・・・。
いろいろとチェックしていったら、スターターボタンの接点が若干荒れていて、それがかからない原因だった・・・・・・と
結果づけたみたい。

自分もそこをチェックした・・・・つもりでしたが、その原因を見抜けなかったようです。
チェックした時に、ゴーゴーロクでも吹いてみればよかったかな?


そうとなれば、すぐにでも引き上げに行きたいところでしたが、このタイミングでETCを取り付けてもらうことにしました。
何やら5月末から東京・神奈川・埼玉のエリアのお店(バイク屋でも用品店でも)で取り付けると、助成金が下りて
1万円くらい安くなるらしいです。(詳しくは専用ウェブサイトを参照のこと)

デミオもそうだし、K1300Sも取り付けたETC。使うチャンスが少なくても、使えるように準備はしておいても
良いのではないか?助成金で多少安くなるというのであれば、このタイミングで取り付けてもらおう。
・・・・・・・というコトで、引き取りに行くのは6月ごろになりそうです。


2025年6月追記
予告通りに6月になってからK100RSを引き取りに行きました。それもK1300Sに乗って、引き取りに行きました。
 

影の主人公のようなK1300Sは、今年2025年の9月に車検でディーラーに預ける計画でした。
どのみち車検で預けて整備してもらうのであれば、今整備してもらって、車検は地元で『通すだけ』にすれば、
陸送代を浮かせるコトができる・・・・・と思い付き、入れ替わりで車両を預けることにしました。


     
行きと帰りに撮った2枚。


で、整備の終わったK100RSを引き取ってきた訳ですが、帰り道に何度かエンジン始動を繰り返しても、
エンジンはスムーズに始動して、あの苦労な何だったんだろう?と思うほどに快適な走りが出来ました。
・・・・・が、新しい心配の芽が見つかりまして・・・・・・・・、



ついでの点検で見つかったのが、リアブレーキディスクの摩耗。
最低限度厚が4.57mmのところ、ウチのK100RSのは4.4mm。
すぐには対応出来ないので(主に金銭的に)
来年の車検の時に交換するコトにします。


あ、そうそう。思い付きで取り付けたETCも、きれいに取り付けてもらいました。


     
ETCメーカーにこだわりは無いので、報告だけ。
インジケーターはメーターの下で目立ちにくいのと視認性をギリギリ両立してます。


このETCを使うチャンスを増やしていきたいもんです。